注目の記事 PICK UP!

『 無痛分娩が減らす?産後の出血 』 麻酔科医情報サイト

 

*** 無痛分娩が減らす?産後の出血 ***

 

硬膜外麻酔による無痛分娩は、産後の重度の出血を減らすという報告があります。

 

お産では、無事赤ちゃんが出てきた後も、胎盤がお腹の中に残ったり、会陰に血腫ができたりすることがあります。

そのような事態になった時に、硬膜外麻酔が効いた状態だと、痛みのコントロールが取れているので、すぐに処置に取り掛かることができるのです。

 

また麻酔科医は、疼痛管理だけでなく、全身の循環管理や、血液の凝固管理(血を固める成分の調整)も得意としています。

 

産科の先生が処置を進める横で、麻酔科の先生がこれらの管理を適切に行えば、後手に回ることなく出血を抑えることができるのです。

 

これには麻酔科と産婦人科の先生による連携、チームワークが必要です。

 

硬膜外麻酔が、産後に与えるプラスの効果についてご紹介しました。

PAGE TOP